2020年3月より5Gの導入が始まりました。5Gを導入展開しようとする側(産官共に)は、5Gの導入により超高速で大容量の通信が可能になることから、その利便性と拡張性、効率性だけをうたい、輝かしい科学発展の未来の部分に焦点を当てるだけのようです。
5Gの導入に際して、健康に関する懸念は考え過ぎなのでしょうか。5Gを既に導入したアメリカや、ヨーロッパ諸国では懸念の動きが見受けられます。特に5Gでは、4Gまでにはなかった周波数帯域、波長の電磁波が(他波長帯域と複合的に:これも今までなかった)使用されます。その中でも、5Gが発するミリメーター波(MMW)は初の試み。実はこのMMWはアメリカの国防総省が開発したもので、5Gはそもそも武器として開発が始まった技術です。
ワシントン州立大学の名誉教授で生化学の専門家マーティン・ポール博士による「5Gの電磁波は人間の生殖能力、脳、心臓機能に影響をもたらし、最終的には遺伝子(DNA)にも作用を与える」という意見もあるくらいなので、単純に手放しで喜べるか、今後個々人の判断にゆだねられるでしょう。
そうでなくても、既に日々高圧線や電化製品、電車、車など、普段の生活で様々な場所で人工的な「有害」電磁波を私たちは浴びています。自然なものでなく、人工的なものには私たちは耐性ができていません。だからこそ電磁波対策、今もこれからも「取り組むべき」大きな課題です。