まさに「覚醒」の時代に入った昨今。「覚醒」の基本は「自分のスピリットに従って生きることに気がつき、生きていこうとする状態」を指すと考えます。また、生命についての本質的な価値を知ることや、世界の事象、歴史に埋もれた真実を見出し、真理を知ることも低次では含まれます。
　いずれにしても、「自分にとっての真実」を見出すことが、自分の人生に対する姿勢を明確にし、周りに左右されない、自分らしく能動的な創造を行う「自分」を獲得することにつながります。
　なぜそれが必要なのでしょうか。個々人の覚醒の広がりが、ある時一気に加速し、この混沌とした時代を調和的な新しいものに切り開いていく基盤となるからです。

　覚醒を促すためには、知識だけでも、依存的なアプローチだけでも達成はできません。自分の人生を通じた体験がすべて肥やしとなり、多くの気づきからその階段を登っていきます。
　同時に、ボディ、エネルギーボディの変容と進展が伴わなければなりません。スピリチュアルな成長はその結果です。
　歴史上の覚者は、そのほとんどが身体を開くことで達成している事実。まさに心身一如。私たちの身体は物質で構成されていますが、その本質はエネルギーです。
　そのエネルギーのあり方が身体の状態や心のあり方までも不可分につながっています。

　心身のエネルギー状態を表現し、そのあり方の是非を左右するエネルギーセンターが私たちの身体には備わっています。それが「チャクラ」です。
　チャクラは古代インドで生まれた概念で、オリジナルはサンスクリット語で表現されます。チャクラは物質的には実体がありませんが、身体をエネルギー体と捉えれば、その姿は真実となります。
　チャクラは、江本勝会長が述べたオクターブの法則にあるように、基本となるものは7つあります（実際にはそれ以外にも多数存在すると考えられています）
　7つのチャクラは、それぞれ表現されているものや役割が異なり、それぞれの活性化と統合が心身のクオリティを上げていくベースとなります。
　以上のような考え方を背景に、今回の水の結晶写真カレンダーはこのチャクラに焦点を当ててみようと思っております。

　また、各月下段には「行動」を意味する「カルマの12法則」についてメッセージをお送りいたします。