ユーグレナとは、5億年前から存在していると言われている単細胞生物で、動物性と植物性を併せ持つという、ユニークな特性があります。私たち人間にとって無限の可能性を秘めた今、世界で注目を集めている生き物です。
ユーグレナは、柔らかい細胞膜しか持たず、培養中に他の微生物に捕食されてしまうため、これまで商業生産が困難とされてきました。
しかし、その豊富な栄養とバランスの良さに注目が集まり、東京大学や大阪府立大学などで研究され、2005年に世界で初めて、健康食品として大量培養に成功しました。
現在では、食料問題を抱える発展途上国や、宇宙開発分野でも研究が進められています。
◆豊富な栄養素をバランスよく含んでいる ◆体内に溜まった有害物質を出すサポートをする ◆防腐剤、賦形剤不使用 ◆東大やNASAなどで研究が進んでいる注目のサプリメント |
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ユーグレナには「パラミロン」と呼ばれる、貯蔵多糖類が含まれています。表面にたくさん孔のあいたスポンジのようなもので、体内に溜まった有害物質などを吸着し、出す働きがあると考えられています。
また、食物繊維と同じように難消化性で、お腹のバランスを良くするので身体を、スッキリさせることも期待できます。
【右表】ネズミを2群に分け、ユーグレナ食とたんぱく食を与え、同時にコレステロールを食べさせ、消化管での移動時間を調査。ユーグレナ食はたんぱく食と比べて排せつ速度が速く、12時間後の排せつ量は最大で、59倍もの差が開きました。
ユーグレナには、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、不飽和脂肪酸など、59種類もの栄養素が含まれていることが確認されています。
中でも現代人に不足しがちなビタミン(特にビタミンB群)と亜鉛の含有量は非常に多いことが特徴です。
まさに現代人にとって嬉しいサプリメントと言えるでしょう。
ユーグレナに含まれる栄養成分
アミノ酸18種 (必須アミノ酸含む) |
バリン、ロイシン、イソロイシン、アラニン、アルギニン、リジン、シスチン アスパラギン酸、グルタミン酸、プロリン、スレオニン、メチオニン、セリン、 フェニルアラニン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン、グリシン、 |
ビタミン類13種 | ビタミンA(βカロチン)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、 ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK1、 ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸 |
ミネラル10種 | マンガン、クロム、銅、鉄、亜鉛、リン、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム |
不飽和脂肪酸 | DHA、EPA、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキジン酸、エイコサジエン酸、アラキドン酸、ドコサテトラエン酸、ドコサペンタエン酸、ジホモγ-リノレン酸 |
その他 | パラミロン(β-グルカン)、クロロフィル、ルテイン、ゼアキサンチン、 GABA |
ユーグレナのとてもバランスの良い、豊富な栄養素は、動物性と植物性の特徴を併せ持つ、特殊な生態にその理由があります。
アミノ酸 | ||||
栄養素名 | 含有量 | 栄養素名 | 含有量 | |
アルギニン | 4.19g | アラニン | 3.03g | |
リジン | 2.83g | グリシン | 2.03g | |
ヒスチジン | 1.06g | プロリン | 2.45g | |
フェニルアラニン | 1.79g | グルタミン酸 | 4.90g | |
チロシン | 1.73g | セリン | 1.71g | |
ロイシン | 3.30g | スレオニン | 2.00g | |
イソロイシン | 1.57g | アスパラギン酸 | 3.83g |
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メチオニン(含硫アミノ酸) | 0.87g | トリプトファン | 0.70g | |
バリン | 2.57g | シスチン(含硫アミノ酸) | 0.66g |
ビタミン | ||||
栄養素名 | 含有量 | 栄養素名 | 含有量 | |
β-カロテン | 7.03mg | ビタミンB12 | 190μg | |
ビタミンB1 | 18.1mg | ビタミンC | 5mg | |
ビタミンB2 | 6.06mg | ビタミンE | 23.8mg | |
ビタミンB6 | 1.36mg | 葉酸 | 0.99mg |
ミネラル | ||||
栄養素名 | 含有量 | 栄養素名 | 含有量 | |
リン | 1,820mg | ナトリウム | 540mg | |
亜鉛 | 75mg | カリウム | 443mg | |
カルシウム | 196mg | 鉄 | 48.1mg | |
マグネシウム | 333mg |
ユーグレナの培養は、最初は試験管から始まり、培養量に応じて、だんだん容器を大きくしていき、最終的には、石垣島の専用プールで増殖させます。その後、一気に乾燥・粉末化させることで、『ユーグレナD&D』は、生産されています。
ユーグレナは、様々な面で、私たち人間にとってとても有益な働きをします。しかも、1日あたり、ほんのわずかな量を食べればいいのですから、
これほど嬉しいことはありません。
生物学的にも、実用的にも可能性を秘めているユーグレナは、古くから研究対象とされてきました。その中で、健康食品としての研究は東京大学をはじめ、常に日本がリードしてきました。
培養が非常に難しく、屋外で大量のユーグレナを育てるのは不可能とされてきましたが、東京大学の研究者らにより組織されたユーグレナ社がこれに成功!2005年から健康食品としての提供を開始しました。
(右記写真:東京大学内の研究施設の様子)
アディポネクチン濃度の変化(※) | |
20~40代の健康な男女に、1日1グラムのユーグレナを1ヶ月間食べてもらい、血液中のアディポネクチン濃度を調べたところ、増加傾向が見られました。 |
LDL値の変化(※) | |
36~65歳の男女8人に、ユーグレナを1日1グラムずつ2ヶ月間食べて頂き、血中コレステロール値の変化を調べたところ、悪玉コレステロールであるLDL値が平均9.25mg/dl低下しました。 (データ:ユーグレナ社) 出典:日経ヘルス「栄養のゆがみを直し、地球のCO2を減らしてくれるユーグレナ」 LDL値…悪玉コレステロールといわれています。 |
(番外編)ユーグレナが地球の温暖化を救う!?
実は、ユーグレナは、地球温暖化対策に貢献しているのです。
何億年も前の海に、ユーグレナのような原始の生命が誕生しました。当時の地球は、二酸化炭素だらけ。
そんな中、ユーグレナたちは、二酸化炭素をどんどん酸素に変えていきました。
そしてついに、酸素を糧に生命活動をする生物が誕生したのです。
いわば、地球の生態系を作ったのは、ユーグレナたちと言えるかもしれません。
現在、ユーグレナ社のユーグレナたちは、石垣島の広大なプールで、太陽をサンサンと浴びて、光合成をしています。今日もゲンキな酸素をいっぱい作っています。
そういえば、ユーグレナ社の出雲社長の夢のひとつは、一家に一台、ユーグレナ培養器を設置することだそうです。
エコ○ュートのとなりに、ユーグレナ培養器。ご家庭で、健康維持と地球温暖化対策ができるなんて、ステキですね。
健康食品として、お水やお湯と一緒にお召し上がりください。 ユーグレナD&D(粉末タイプ)は、お味噌汁やスープに入れて、お召し上がりいただけます。 |
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ユーグレナD&D(カプセルタイプ)
●内容量:150粒
●原材料:ユーグレナ、ビール酵母、カラメル
※直射日光、高温・多湿を避け、冷暗所に保存してください。
※1カプセル(320mg)に、ユーグレナが256mg(全体の80%)含まれています。
残りの20%はビール酵母、カラメルはカプセルの原料として使用されています。
ユーグレナD&D(粉末タイプ)
●内容量:100g
●原材料:ユーグレナ、ビール酵母