
水の結晶映像でも初のDVDブック「水と音楽 癒しのメッセージ」ができました。
私もこの原稿を書く前に完成版の映像を観たのですが、まず驚きました。動画ですので実際の結晶映像に近い臨場感があったのは当然です。しかしそれにしても眼の前に飛びこんでくるインパクトは実際の観察時よりも強く感じました。
なぜか? それは映像のバックに流れる音楽と高い編集技能によるものにほかなりません。結晶の成長映像と音楽との融合に、とことんこだわった今回のDVD。結晶の輝きは音楽と化学反応を起こしたかのように、今だかつてない癒しの映像へと昇華しました。
―江本 勝―

DVDブック 見どころ!
クラシック音楽と成長する結晶のコラボレーション
全12曲、45分ものクラシック音楽と結晶映像で心身ともに癒されます。ゆったり、のぴのぴと曲にあわせて成長していく優雅な結晶の舞をお楽しみください。
身体のどこに効くのがわかる!
1曲ごとに身体部位と感情部位にどういった効果があるかが、わかる内容になっています。
ビデオ「水からの伝言」も再録!
成長する結晶や、水に言葉をかけた実験などが収録されています。
DVD インデックス
Part.?名曲に感じる結晶が心を癒す(約45分)
1.ペール・ギュント」組曲~朝(グノーク) 2.弦楽四重春67番「ひばり」(ハイドン) 3.ピアノ・ソナタ「月光」(ベートーヴェン) 4.「子供の情景」~トロイメライ(シューマン) 5.ピッコロ協奏曲ハ長調(ヴィヴァルディ) 6.バレエ「眠れる森の美女」~パ・ダクシオン(チヤイコフスキー) 7.愛の悲しみ(クライスラー) 8.「アルルの女」第2組曲(ビゼー) 9.愛の夢第3番(リスト) 10.歌劇「タイス」~瞑想曲(マネス) 11パガニーニの主現による狂詩曲(ラフマニノフ) 12.アヴェ・マリア(シューベルト) |
肺/向上心 椎骨/慈愛 リンパ球/強さ 皮膚/協調性 知能発達/誠実 胆のう/信念 牌管/柔軟性 第一胸神経/感受性豊か 咽頭/現状への感謝 耳鼻管/寛容 低血圧/人好き 中枢神経/素直 |
Part.?水と音楽の不思議〈約10分〉
「江本勝が語る、水と音楽の癒し」
Part.?人生を変えた結晶との出会い(約35分)
ビデオ「水からの伝言」(再録)
波動測定で音楽の効果を解析
内容は音楽のヒーリング効果を最大限に引き出すことを目的としており、3部構成になっています。
パート1 | ヒーリング結晶映像編が収録されており、新たに12曲分の結晶映像をメニューで選ぶことができます(写真下、インデックス画面参照)。 |
パート2 | 江本所長が音楽と癒しについてわかりやすく語っています。 |
パート3 | 「水からの伝言」のビデオ版が収録されています。 |
これらを選択できる画面がDVDの導入部分にあり、好きなメニューや曲を自由に選びながら鑑賞できる仕組みになっています。
また、《おすすめセレクト》として「ぐっすり眠りたいときに」「イライラした気持ちを鎮めたいときに」「落ち込んでしまったときに」など目的に合わせて選曲も可能で、DVDの利点が活かされています。
このような《おすすめセレクト》が成り立つ下地として、研究所ではデジタルビデオ映像撮影と同時に、従来のカメラでも結晶を撮影し、そのスチール写真を元に各曲の波動測定を行いました。結晶写真技術と波動測定技術の組み合わせが音楽の癒しの効果に新たな意味を加えています。

それではブックのページで掲載されている結晶映像と、そのコメントをいくつか紹介してみましょう。
まずはヴィヴァルディの「ピッコロ協奏曲 ハ長調」を聴かせた結晶です(写真1)。この結晶写真を波動測定したところ身体波動は「知能発達」で、感情波動は「良心の呵責からの解放→誠実」に共鳴することがわかりました。ピッコロの高い音は子どもの脳にもよい波動をもっているだろうということから曲が選ばれたのですが、まさにその通りの測定結果が出たわけです。
シューマンの「子供の情景」トロイメライを聴かせた結晶(写真2)では身体波動は「皮膚」に、感情波動は「環境ストレスからの解放→協調性」となりました。透明感のある優しいメロディーがつくり出した結晶からは、環境ストレスを打ち消す波動が出ました。ストレスはてきめんに肌にあらわれますが、皮膚に対してもよい波動をもつようです。
《おすすめセレクト》では、このような結晶写真の波動測定から曲に対する独自の解釈と意味づけを元に、視聴者の目的に合わせて活用できるよう配慮されたわけです。
![]() 写真1、ヴィヴァルディの 「ピッコロ協奏曲 ハ長調」を聴かせた結晶 |
![]() 写真2、シューマンの 「子供の情景」トロイメライを聴かせた結晶 |
音楽に合わせた結晶の優雅な舞
研究所では私を含め6人のスタッフ総動員で撮影に臨んだのですが、スチールカメラでの撮影に慣れている私たちにとって、今回の撮影は新鮮な緊張感を伴った体験となりました。
通常の撮影では顕微鏡で結晶を探しピントを合わせ、シャッターを切ります。一瞬一瞬がやり直しのきかない撮影の世界ではありますが、気を抜けないのはシャッターを切る前後数秒間だけです。
しかし今回はデジタルビデオ映像ですので、フレームに捉えた映像は常に録画状態にあり、結晶の成長過程を撮影する緊張感は美しい結晶が現れるたびに数十秒間続きます。ピントや絞りの早さも、映像のリズムとしても録り込まれる事を意識したので、新たな撮影テクニックを駆使することになりました。
そのほかの結晶写真も波動測定結果とともに紹介しますが、皆さん聴き馴染みのあるクラシック音楽が選ばれています(下写真)。結晶パターンは1曲につき数パターン撮影録画したものを制作サイドに渡したのですが、ディレクターの大関さんが見事に編集してくれました。
冒頭でも述べましたが、大画面で観る結晶映像は生の結晶映像を超えたインパクトがあります。音楽の調べに合わせて幾つもの結晶パターンをつなぎ合わせるのは大変な作業だと思いますが、彼の手腕により結晶映像が音楽に合わせて、華々しく成長していくように工夫されており、まるで結晶の優雅な舞を見るかのようです。
音楽に合わせて成長する結晶の様子は自然との調和を見るようで、心が和みます。人がぼんやりと流れる雲を眺めたり、ゆく川の流れに思いを馳せたりするのは、そこに自然のリズムを見るからなのでしょう。結晶の成長もちょうどそんなリズムを感じることができると思います。いわゆるゆらぎを感じることができる映像なのではないでしょうか。
![]() パガニーニの主題による狂詩曲(ラフマニノフ) 身体波動:低血圧 感情波動:不信、疑惑からの解放 ⇒ 人好き |
![]() 「アルルの女」第2組曲(ビゼー) 身体波動:第一胸神経 感情波動:無表情からの解放 ⇒ 感受性豊か |
波動医学ツールとしてのDVDブック
今回のDVDブックの効果効用として江本所長がブックの「はじめに」で以下のようにまとめています。

せわしない日常生活に追われ、荒く乱れがちな自らの波動をトリートメントするのは、自分自身の意識が何よりも重要です。そんな波動医学の教えをもとに音楽療法と結晶映像の融合によって新分野を切り開いた感のある今回のDVDブック。日常的に聴き楽しんでいた音楽を写真から得られた測定結果を元に意識を、フォーカスすることで、その癒し効果はアップすると思われます。
さらには今まで日常にはなかった結晶映像の輝きを楽しむことで、眠っていた意識が目覚めるきっかけになるかもしれません。なぜなら結晶が成長するリズムは自然のそれであり、名曲も私たちの潜在意識が求めているからこそ、名曲であり続けているのですから。
