自分が輝いてポジティブな元気な愛に満ちた振動を持ちましょう。
それには自分を愛すること、自分に感謝すること、そして、自分を尊敬することだと思います。そうすれば、おのずとその振動は世界、そして宇宙に発信され、その共鳴の大シンフォニーはかならずこの地球を誰もが神より与えられた、それぞれの命をいとおしむような波動で包み込んでくれることでしょう。
--------- 「はじめに」より
産声をあげた
『自分を愛するということ ~水からの伝言 vol.3~』
vol.2から2年余りをかけてさらに撮りためてきた結晶映像を発表し、驚きのなかに勇気を、喜びのなかに希望をもっていただける構成内容になっています。
編集作業では締め切りぎりぎりまで内容を詰め、その芸術性とメッセージに磨きをかけました。 今回の写真集は結晶写真の制作スタッフによって生み出された、まさに子どものような作品なのです。
結晶ファンはもちろんのこと、はじめて写真集を手にする人々にもきっと喜んでいただける内容に仕上がりました。 制作中のエピソードも交えながら、とくに印象深かった結晶を皆さんといっしょに見ていくことにしましょう。
結晶に表れた幻の顔の意味とは
「祈りのかたち」「祈りのたまてばこ」「言葉のちから」「祈りのちから」という章立てからもわかるように、私たちの意識のあり方を見つめ直すきっかけとなるキーワードを「祈り」として今回の写真集は編纂されています。
「祈りのかたち」は先々月号で紹介した通り、6角形の1角が2つに分かれた結晶を続々と登場させ、その形そのものが祈りのメッセージであると仮定しました。そのきわめつけが「自己愛」の文字を見せた結晶です(写真1)。
これは今回の写真集のタイトルのヒントにもなった重要な1枚です。祈りを象徴する形状が周囲に幾つも表れた自己愛の結晶。どのような祈りも自分を愛し信頼することからはじまるという解釈が成り立つように思われます。水が私たちの祈りの方向性に気づきを与えてくれたわけですが、その気づきは写真集制作の方向性をも決定づけました。
写真1 自己愛の文字を見せた結晶 |
写真2 「南無妙法蓮華経」の 文字を見せた結晶 |
写真3 「南無阿弥陀仏」の 文字を見せた結晶 |
次章「祈りのたまてばこ」はその名が示すように(しかしながらこの章の命名には苦心しました……)、宗教のキーワードやシンボルマークをはじめ「祈り」に相応しい音楽、そして風景写真など、盛りだくさんの写真を収めました。
それでは、日本の宗教であまりにも有名なキーワードである「南無妙法蓮華経」と「南無阿弥陀仏」の文字見せの結晶をご紹介しましょう。 「南無妙法蓮華経」の文字見せ(水を入れたビンに文字を貼り、24時間置くこと)からは、均整のとれた美しさに言霊の力を感じさせる結晶が得られました(写真2)。 「南無阿弥陀仏」は懐の深さを感じさせる結晶です(写真3)。結晶内部に見られる光はピンクと緑であり、この2色は波動的に愛と感謝に対応する色だそうです。
そして五大宗教といわれる「キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教、ヒンドゥー教」の名前全部を見せた結晶にも驚かされました(写真4)。
5つの宗教名を見せたので6角形ではなく、5角形になったと思われる結晶だけに掲載が決まったのですが、編集も最終段階に差しかかっているころ、改めて写真を見ていた江本所長が私たち編集スタッフを呼びました。 「ちょっとこれをよーく見てごらん、幻のような結晶の1角。これって顔に見えるよね」 指し示された結晶の部分には確かに赤ちゃんのような、はたまた老人のような顔が見えます。
江本所長いわく「これはこの結晶を見ている人自身の顔なんだね」。いろいろな宗教がありますが、結局は自分自身の信仰心のあり方が、宗教とのかかわりあいを決めていくことを結晶は教えてくれたようです。
写真見せの実験でも驚くような結果が得られました。イスラム教の聖地、メッカの風景写真を見せたものです(写真5)。 これは巡礼者がメッカへ集っている風景だったのですが、迫力ある風景写真を結晶はそのまま大胆にデザインしてくれました(写真6)。
「言葉のちから」では宝石箱を開けたような水の輝きを楽しんでいただけますが、その中の1枚「永遠」の文字見せをじっくり見ていただきましょう(写真7)。
結晶のコアにある光はどこまで続いていくのでしょうか……。
写真5 メッカの風景写真 |
写真6 「メッカの風景写真」を見せた結晶 |
写真7 「永遠」の文字を見せた結晶 |
世界からの祈りがまるで水の絵巻のように
昨年行われた7月25日の「水への愛と感謝プロジェクト」セレモニーには、世界100カ国以上300カ所でのセレモニーの報告がありました。
研究所にも、その内30サンプル以上の水が届きました。それらすべてを撮影しても、発表の場は限られていますので、集められた水を混合し、さらにそれを1,000倍に希釈した水を7月25日のセレモニーの希釈統合水として実験を行いました(写真8)。 そして後日撮られた「合掌」の文字見せの結晶をご覧ください(写真9)。
両者の酷似は何を意味するのでしょうか? 世界の人々が7月25日に祈った思いのエネルギーは、合掌という祈りの所作を象徴するものであったと思われます。2つの結晶の関係に水の絵巻を見るような思いがします。
写真 8 7月25日のセレモニー希釈統合水 |
写真 9 「合掌」の文字を見せた結晶 |
祈りのスタイルとそのエネルギーの違い
水の絵巻は続きます。合掌の所作。手を合わせて祈るエネルギーの強さの検証も行いました。これまで水に対する祈りを行うときは、結界をつくるというイメージから水を皆で囲み、そこに対して祈る、もしくは言葉をかけるということを行ってきました。しかし手をつなぐよりも合掌する方がエネルギーは強まるのではないかという推測から比較実験を行ったのです。
同じ蒸留水のビンを2つ用意し、社内スタッフに協力してもらい、写真のように祈りのスタイルに変えて水に祈りました。手をつないで祈った水の結晶2パターン(写真10・11・12)と、合掌して祈った水の2パターン(写真12・13)の違いは、両者が水に与えたエネルギーの違いといえるのではないでしょうか。
人は感謝の気持ちを表現したり、神社仏閣などで畏敬の念をもつとき、思わず手を合わせます。そういえば私の亡くなった祖父は昇る朝日に手を合わせていました。 合掌をすることで得られる効用は、じつは誰しもが体感して知っていることではないでしょうか。合掌しながら怒りを持続することは困難です。気持ちを落ち着かせ集中させる手助けになるのが、まさに合掌のスタイルであり、その気持ちの集中が純粋なエネルギーの発信へとつながったのではないでしょうか。純粋な思いほど水には伝わるのです。
写真10 手をつないで水への祈り |
写真11 手をつないで祈った水の結晶? |
写真12 手をつないで祈った水の結晶? |
写真13 合掌しての水への祈り |
写真10 合掌して祈った水の結晶? |
写真10 合掌して祈った水の結晶? |
読者ご自身の心と結晶のメッセージを共鳴させながら見てもらうために、写真集全体を通じて、写真の注釈は必要最小限に抑えています。 構成も芸術作品としての結晶をギャラリーのように鑑賞してもらうように配慮しました。
さらに、過去に出版された2冊の写真集にはない最大の特徴として、今回は江本所長の解説の部を最後に設けてあります。結晶の世界をより深く知りたい方のためにも著者である江本所長が筆を奮いました。最初から英訳を入れインターナショナルな内容に仕上げる予定でしたので、結晶写真技術の基本から応用までを示すことで、より広く読者の方々に結晶や波動の世界を知ってもらおうというのが狙いです。
また、なぜ藤原ダム祈祷後の、あの神秘的な結晶が撮影できたのか? そんな謎解きなど図をまじえて展開されています。 この写真集が国を越えて、多くの人々の心を震わせたとき、世界は確実に変わっていくと信じています。はじまりは小さいかもしれません。でもそれは自分を愛することからはじまるのです。
当キャンペーン商品は英語表紙版の販売となります。
(掲載内容は、日本語版と同じです)
お客様の声
愛の化身様 | 投稿日:2014年03月28日 |
おすすめ度: | |
宇宙と一つになり行動できるようになります。
|